
要行寺は、創立に関する明確な資料は残されていないものの、先人からの伝承によってその歴史が語り継がれています。開基日報聖人によって徳治元年(1306年)に基礎が築かれ、正和四年(1315年)に法華経の道場として創立されたとされます。その後、幾度となく改修や再建が行われ、現在に至るまで、法華経の教えを広める寺院としての役割を果たし続けています。





要行寺の本堂は、安永三年(一七七四)の火災後、再建されて長い歴史を重ねてきました。
しかし、度重なる地震や暴風雨、そして老朽化の影響を受け、大規模な改修が必要とされました。
この本堂は、仏様やご先祖様を敬い、代々の檀信徒たちが大切に守り続けてきた心の拠り所でもあります。
皆様の支援のもと、祈りと歴史を次世代へと繋ぐため、大改修が行われたのです。
歴史ある静かな境内で、時の流れに思いを馳せながらゆったりとお過ごしください。
要行寺には、歴史の中で大切に守り伝えられてきた貴重な文化財が数多く残されています。
江戸時代前期から中期にかけて制作された三宝尊像や、延宝年間に京の仏師によって手がけられた四天王像など、当時の信仰と繁栄を物語る彫刻群があり、それらの修復も近年完了しました。
また、本尊である板曼荼羅や、日蓮大聖人の御尊像から発見された御本尊など、要行寺に伝わる宝物には、歴代の檀信徒が代々大切に守り続けてきた思いが込められています。
これらの文化財を通じて、要行寺の長い歴史と信仰の深さを感じることができます。
要行寺では、年間を通じてさまざまな行事や伝統的な法要を執り行っています。
これらの行事は、法華経の教えを深く感じ、地域の皆様と心を通わせる大切な機会です。
ご家族やご友人とともに、季節の移り変わりを感じながら、ぜひご参加ください。
寿老人 要行寺(大網白里町)
南極星の化身で、不老不死の霊薬を持つといわれ、長寿延命、富貴長寿の神として信仰されています。