
要行寺由緒沿革
要行寺の創立について明確な資料がないため、先人からの言い伝えによるものとする。
開基日報聖人は、徳治元年(一三〇六)当地殿里に小庵を結び当山の基礎をつくり、正和四年(一三一五)日報聖人は、庵室を拡大して法華経弘通の道場としたことを以て当山の創立とされる。
慶安三年(一六五〇)に現在の地に移り、本堂・庫裡・鐘楼・番神堂・七面堂・表門・中門・裏門・山内十ヶ坊等を建立し寺観を整えたとされる。安永三年(一七七四)に火災にかかり建物一切を焼失するも、直ちに堂宇を再建し現在に至るとされる。しかしこのことについては、本堂ご宝前の木鼻に宝暦十三年(一七六三)の墨書きがあることから、この頃に本堂の再建が行われたであろうことも推測される。
当山の本山は茂原市鷲巣の大本山鷲山寺であり、当山は中本寺の寺格を有した。当山第六世日暁聖人の時、本山第十二世の貫首となるも、要行寺に留まり本山住職を兼務したことから、兼帯所としての古例が始まり、以来約二八〇年間、兼帯所の古例が続いたとされる。(現在は廃止されている。)
大正十一年(一九二二)高祖日蓮大聖人御生誕七〇〇年を記念して当山第五十二世露崎日豪上人により本堂大改修。昭和五十六年高祖日蓮大聖人第七〇〇遠忌に当山第五十三世森日彰上人により本堂大改修。当山第五十四世安川日晃上人により庫裡・鐘楼・客殿を建立。この度、高祖日蓮大聖人御生誕八〇〇年を慶讃して本堂・山門大改修、境内・駐車場の舗装整備、仏像仏具の修復等を行い寺観を一新した。
要行寺歴代譜

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昨今、境内の整備や本堂の改修を無事に終えることができましたのも、皆様の温かいご支援とご協力のお陰です。
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合掌
要行寺 五十五世 庸浩